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ポリゴンスキャナーとは

ポリゴンスキャナーとは

 モーターに取り付けられたポリゴンミラー(正多面体ミラー)を回転することで、周期的に1次元のスキャニングを行う光学部品になります。走査パターンが固定されるなどの制約はありますが、非常に高速なスキャニングを実現できるのが特徴です。スキャンレートはモーターの回転数とポリゴンミラーの面数の積で決まりますので、ポリゴンミラーの面数が多いほど高速なスキャニングが可能になります。一方でポリゴンミラーの外接円形が同じ場合、面数が多いほどスキャンエリアは狭くなるため、ポリゴンミラーは用途に合わせた選定が必要となってきます。
 ポリゴンスキャナは基本的には1次元のラインスキャンになりますが、ステージやガルバノスキャナと組み合わせて2次元でのラスタースキャン用途でも多く使用されています。