RTCシリーズ
高分解能・多機能コントローラ
RTC5/RTC6は、SCANLAB 製ガルバノヘッド、Z 軸可変ユニット、レーザの一括コントロールが可能な、多機能コントロールボードです。高性能シグナルプロセッサを搭載し、付属のライブラリ(DLL)の使用により、WindowsPC で容易にプログラムの作成が可能です。スキャンシステム及びレーザ、周辺機器への信号出力/ 入力は10μsごとに実行されます。新たな通信仕様SL2-100の採用により、分解能20bit の高解像度を実現、より高精度な精密加工が可能です。また、RTC6はSCANaheadに対応しており、最新のexcelliSCANを制御することができます。
特長
レーザーコントロール
RTCシリーズ コントロールボードを使用して、ベクタ/ ビットマップ加工に対応したレーザコントロールプログラムを作成可能です。加工時には、ガルバノミラー位置/ 速度/ ベクタに基づくレーザ出力の自動調整も可能。超短パルスレーザ使用時にもレーザクロックとの同期制御を行うことで、精密・再現性の高いレーザ加工を実現します。
iDRIVE 機能
SCANLAB 製デジタルガルバノスキャンヘッド(excelliSCAN, intelliSCAN, intelliWELDなど)と組み合わせることで、iDRIVE 機能が使用できます。iDRIVE 機能を使用すれば、スキャン速度、ミラー位置、温度など各種ステータスのリアルタイムモニタリング及びリモート診断、加工シミュレーション、アプリケーションに対応したチューニングの切替機能が利用でき、スキャンシステムからのスキャン速度フィードバックに基づいた、スキャニング速度同期レーザーコントロールも使用可能です。
RTC6 Ethenret Boxタイプ
stand-alone mode を搭載したEthernetにはBoxタイプ のお取り扱いもございます。詳細はお問い合わせください。
基本仕様(一例)
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RTC6
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RTC5
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PCインターフェース
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PCIe, Ethernet |
PCI, PCIe |
リストメモリー
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800 万リストコマンド |
100 万リストコマンド |
出力周期
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10 μs |
10 μs |
ソフトウェアドライバー
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Windows 10/ 8/ 7 (32-bit and 64-bit)
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Windows 10/ 8/ 7 (32-bit and 64-bit) Vista/ XP (SP2 以降) |
アプリケーション例
- 微細加工
- レーザーマーキング
- 穴あけ
- 積層造形